バスクのいいコトおいしいモノ~フランス暮しのグルメ帖~

料理・ワイン・お菓子・旅・好きなもの・ときどき帰省グルメ。

お菓子

ノンファリーヌ(グルテンフリー)の我が家の定番お菓子[ココアの真っ黒ロールケーキ]

今までどれだけ作ってきたか分からない。ロールケーキの中でも、ココアのロールケーキをいちばんよく作る。 子供たちには、「真っ黒なロールケーキ」と呼ばれている。カカオの色が黒々しているから、言い当て妙だと思っている。 シンプルながら奥が深いロー…

チョコレートの街の隠れた逸品[とびきり上質な製菓材料カカオパウダー]

バイヨンヌはチョコレートの街として有名だが、売られているチョコレートはあくまでそのまま楽しみ味わうためのチョコレートであり、製菓用のクーベルチュールチョコレートはみつからない。 その代わり、とびきり上質の製菓材料が手にはいる。それはカカオパ…

パリのサロン・ド・テで食べたお菓子を再現したチョコレートケーキ[耐熱容器で焼くフォンダンオショコラ]

自分で作るなら、出来るだけシンプルな、家でしか食べられない味、美味しい瞬間を味わえるお菓子を作りたいと思っている。 チョコレートのお菓子は特にそう。あれこれ欲張らず、ストレートにチョコレートの美味しさを堪能出来るお菓子を作りたい。 今まで何…

製菓用チョコレートの最高峰ヴァローナのまとめ買い[チョコレートは値段変動が激しい食品です]

チョコレートはいつも切らさないよう、買い置きしている。お米が切れないように管理するのとおなじで、チョコレートの在庫管理をしている感覚だ。 お米と違う点は、消費量が一定しておらず、ムラがあること。季節やイベント、はたまた私の気分次第で、わが家…

フランス人は離乳食からチョコレート味に親しんでいる[チョコチップブラウニー&ピスタチオとサワーチェリーのブラウニー]

「そろそろチョコレートもデビューさせていいですよ」。 子どもが1歳をちょっと過ぎた頃だっただろうか。毎月通っていた小児科先生に言われた台詞である。 野菜、果物、穀物、野菜、魚・肉・・・検診ごとに離乳食指導をしてもらっていたなかで、いきなりチョ…

年に一度しか味わえないバスクの正統派チョコレート[バレンタインではなくお歳暮お年賀用のショコラです]

年末にチョコレートを4キロ注文した。主に夫の仕事関係の方々に、お歳暮&お年賀に配っている。 ショコラティエがたくさんある町だが、20年来、贔屓にしているショコラティエにまとめて注文する。「もっともバイヨンヌらしいチョコレートを」ということで、チ…

パリのお土産サダハルアオキのチョコレートを食べながら思ったこと[ボンボンマキアージュ]

ぺんてるのクレヨンを彷彿させる。箱の形も色鮮やかさも。商品名は「ボンボン・マキアージュ」なので、お化粧パレットをイメージしているらしい。 パリのお土産にいただいたサダハルアオキのチョコレートです。 左から、レモン、わさび、抹茶、柚子、パッシ…

あのロングセラーお菓子の原型とおもわれるフランス地方菓子[ブルターニュのお土産その2]

フランスのスーパーで買えるお菓子のなかで、私が愛してやまないお菓子はひとつだけ。それはクレープ・ダンテルである。 スーパーには大手メーカーの品しか売っていませんが、ブルターニュ本場に行けばローカルのお菓子屋さんのご当地クレープ・ダンテルがい…

塩バターキャラメルの朝ごはん[ブルターニュのお土産その1]

日本帰省するたびに、お土産選びに苦労する。 冬場なら簡単だ。エシレなどの高級バターとバスクの羊チーズ。これがまちがいなく喜ばれる。ブランド力と価格比率、この2点がポイントですね(笑。 問題は高温多湿な夏。バターとチーズがないとしたら、いったい…

塩バターをつかったりんごの焼き菓子[リンゴとキャラメル塩バター入りのクロワッサン]

お菓子には無塩バター。いまやお菓子づくりの常識である。フランスでも日本でも、お菓子のほとんどは無塩バターでつくることが多い。 今更ながら、手元にある日本のお菓子本を開き、材料説明の頁をみてみた。こんな風に書いてある。 バター 特に表示のない場…

地元客に愛されるパン屋さんのクイニーアマン[ブルターニュの地方菓子]

「迷ったら、ローカルの人」 土地の情報は、地元の人に聞くのが間違いないと思う。 ブルターニュの特産品である塩バターをふんだんに使った地方菓子。パンのような、パイのような、サブレのような、噛み応えある独特の食感も魅力的です。 せっかくブルターニ…

ボルディエバターをのせたガレットとクレープ[究極の塩バター&砂糖のクレープ]

熱々のクレープに、ボルディエひとかけ。 クレープの熱でじわじわ溶けていくバターを、ナイフでさーっと塗り広げる。 こんがりキツネ色に焼くあがったガレット&おいしい塩バター。 サンマロは、どこまでもボルディエバターの街だった。 ガレットやクレープに…

ガレットデロワとシャンパンで新年を祝いました[皮つきアーモンドのクリーム&お猿さんのフェーブが当たった!]

最低3回。多いと5回。 毎年、この時期にガレットデロワを食べる回数である。 今年第一弾のガレットデロワは義母宅で。写真ではあまり大きくも見えませんが、30センチ大の巨大なガレットです。地元の有名パティスリーのもの。 日本人で、しかも正直このお菓子…

ホテルクリヨン出身パティシエのつくるリンゴのデザート2種[グラニースミスのタタン風&りんごの薄焼きパイ]

りんごは百面相のフルーツだ。 ほぼどこでもいつでも手に入る果物だけど、 家庭的にも、洗練された風にも、と表情豊かに 変貌するフルーツだから。 りんごが主役のお菓子やデザートに 出会うたびにそう感じる。もちろん、優れた技術とセンスをもつ パティシ…

生牛乳から取れる生クリームはFortnum&Masonのクロテッドクリームとそっくりな味がします[オールドファッション・ストロベリーショートケーキ]

バスクの生牛乳から抽出できる生クリームはとても濃い。 初めてこの純生クリームを試食してみたとき、 私の中の美味しい記憶が鮮烈によみがえった。 若い頃に訪れたロンドンで初めて口にした クロテッドクリームと同じ味!と。 生牛乳の上澄みをすくってグル…

オーボンヴュータンがつくる伝統菓子ガトーピレネーの本場へ[フランス版バームクーヘン]

フランスには地方菓子、伝統菓子がたくさんある。 日本でもすっかりお馴染みのカヌレやクイニーアマン、ガトーバスクなどは フランス地方菓子界の有名枠で、ごく一部。 地方菓子というほど広い範囲で作られておらず、小さなエリアに ひっそり埋もれている郷…

フランス人憧れの蒸し器でつくる[籠蒸しマーラーカオ]

日本帰省するたびに、実家の料理道具を運んでくる。 料理好きな両親だが、年をとるにしたがい、大きいものや重いもの を少しづつ手放している。そして、私にお声がかかるという パターンだ。 蒸し器の引継ぎを提案されたときは、嬉しいような寂しいような気…

フランス・バスク流のアップルパイ[タルト・アマチ]

5年ほど前、大好きなお菓子に出合った。 ものすごくシンプルで、ものすごく美味しいリンゴのタルト。 フランス風のアップルパイだ。 その名は「タルト・アマチ」、バスク語で「おばあちゃんのタルト」である。 シンプルながら、存在感あるリンゴのタルトです…

「チョコレートの街」バイヨンヌのショコラショー

ショコラショーがますます美味しい。 一年中飲んでいるが、気温が下がれば下がるほど、 北風が吹けば吹くほど、美味しく感じる。 寒い日が嬉しくなるなんて、なんて素敵な飲み物だろう。 今年一番の北風が吹いた日に。冬のお日様を浴びながら、濃厚ショコラ…

バスクのシンプルな「お歳暮バターサブレ」

「お歳暮」という単独用語はないけれど。 フランスにもお歳暮文化は存在する。取引先や学校の先生など、 日頃お世話になっている人への暮れのご挨拶。 念のため、辞書をひいてみたら [お歳暮] 年末に、日頃世話になった方におくるもの。(「角川必携国語辞典…

シュトーレンの食べ比べ

シュトーレンに目がない。 6年前にミュンヘンで、とびきりおいしいシュトーレンに出会った。 宿泊したホテルのフロントに、「ご自由にどうぞ」とシュトーレンの スライスがお皿に盛ってあった。このシュトーレンを食べたいがために 意地汚く何度もフロントを…

グルノーブルの胡桃農家に嫁いだ友人からの「お歳暮クルミ」

今年もマリナからお歳暮が届いた。 毎年11月後半にさしかかる頃、収穫したての胡桃がどっさり届く。 フランスのクルミ産地として有名なドーフィネ地方のクルミである。 胡桃収穫量が多いフランスでもここまで上質で美味しい胡桃はめずらしいくらい。 標高5…

ガトーバスクの残り生地で焼く「サブレバスク」

サブレバスクは、ガトーバスクの数だけ存在する。 なぜなら、ガトーバスクの残り生地で焼くサブレだから。 バター配合が多いリッチな生地もあれば、ほろほろっと軽い卵ベース生地も ある。バニラビーンズ入りだったり、ラム酒が効いていたり、アニスの香りが…

リールの有名パティスリーMEERTの極上ゴーフル

バスクみたいなフランス南部に住んでると、フランス北国の味に憧れる。 料理しかり、お菓子しかり。 お菓子にいたっては、正直、北国のお菓子のほうが好みだ。 上質なバターをふんだんにつかったシンプルなお菓子に憧れる。 無いものねだりなのかもしれない…

クリステルのフライパンで焼く「りんごのタルトタタン」

フランスで最初に買い揃えた鍋はクリステルの鍋だ。 直径14cm、16cm、18cm、20cmの4つセットで ギャラリーラファイエット秋のセールで、300ユーロぐらい。 以来日々酷使し、今後もこれでせっせと煮炊きをしていくことを 考えると、なんて良い買い物だったの…

ベレー帽をかぶったおじさんのようなお菓子「ガトーバスク」

バスクでのガトーバスクの存在価値をなんと語ったらいいのか。 その揺るぎない存在感に圧倒される。 こんなに多様化した時代でも、ひとつのお菓子を頑なに 守る地方愛にタジタジしてしまう。 どこのお菓子屋さんもパン屋さんも窓辺の主役はがトーバスク。見…