バスクのいいコトおいしいモノ~フランス暮しのグルメ帖~

料理・ワイン・お菓子・旅・好きなもの・ときどき帰省グルメ。

バスクのマルシェのとれたて野菜

毎週、朝市で買い物をする。結構な大仕事である。

 

日本のような食料宅配システムや、Amazonフレッシュ(お恥ずかしながら、

アマゾンフレッシュ自体、勝間和代さんの『食事ハック』で知った!)

などといったサービスは、フランスの田舎では遠い夢の夢。

そもそも消費者の絶対数が違うし、運送業の発達度が違う。

仮にそのようなサービスが現れたとしても、

お国柄的に信用できるかどうか疑問である。

 

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バスクのローカル農業の人から買うポワロー葱、ホウレン草、二十日大根、にんじん、じゃがいも。リンゴ、洋梨、みかんは果物屋さんで買ったフランス北部のもの。牛乳はバスクのローカル酪農の生牛乳、キウイもローカル品です。ちなみに、これは真冬のかなり寂しいラインアップ。夏の終わりから初秋の頃がいちばん食材種類が豊かです。

 

この土地に住む限り、食料を買うという行為は自分の体を動かさない限り成立しない。

実際、80代以上の高齢の方々もカートをひいて皆さん一生懸命にお買い物をしている。

 

お天気がいいときだけお散歩がてらで行くような、暢気な買い物の

つもりではない。もちろんお天気がよければ、最高に気持ちいい外出となる。

でも実際は、雨の日や風がびゅーびゅー吹く日や嵐の日のが多い。今日も

冷たい雨だった。

 

たとえ雨がふっても、寒くても仕事や学校に行くように、

ルーティンワークとして土曜のマルシェへ行く。

でも、決して嫌な仕事ではない。スーパーの買い物より気分がいい。

なぜなら、生産者から買うことのできる旬のおいしい野菜や果物だから。

それに尽きる。

 

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 朝市の野菜の難点(美点と考えることもできますが)はとにかく泥が多いこと!とくにポワロー葱とホウレン草の泥んこぶりは相当です。野菜を洗うための巨大な風呂桶みたいなのが欲しい、と真剣に思ってしまうほど。

 

フランスのマルシェには2タイプある。

1 八百屋や果物やさんという買い付けプロが、あちこちから仕入れた食材を

売るタイプ。

2 現地の農家の人が生産物を売っているタイプ。

 

この町のマルシェは8割方、2番目タイプである。

牛を飼っている人は乳製品を。畑をもっている人は季節のとれたて野菜を。

養鶏の人は、今朝しめた丸鶏(頭・トサカつき)を。

いまどき珍しいような、浮世離れした素朴な農民のおじいさんや

おばあさんに会えたりするのも、バスクの朝市ならではの光景だ。

 

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 バスクのローカルほうれん草。束をまとめているのも、自然素ばすと材の蔓です。やわらかくてアクも

少ないホウレン草は、ゆでずにスチームオーブンレンジで蒸す方法が最高に美味しく食べる方法です。

 

本日12月の第3土曜日。掲載写真は正真正銘、本日の収穫品。

冷蔵庫がガラガラ状態だったので、買い物量はいつもより多め。

今週のひとしごと、お終いです。

 

 

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