バスクのいいコトおいしいモノ~フランス暮しのグルメ帖~

料理・ワイン・お菓子・旅・好きなもの・ときどき帰省グルメ。

ペリゴールで食べた和牛みたいな豚肉のレアステーキ

「豚肉はしっかり加熱しないといけない」。

 

調理の基本であるし、食生活の基本とも言っていい。

高校生の頃、母が豚肉を切った包丁でうっかり桃を切り、

その桃を食べた私は七転八倒する思いをして、豚肉の怖さを体験した。

 

あれ以来、豚肉には人一倍気をつけてるいるのだが、

豚肉のレアステーキを初めて食べた。

メニューに「レア限定」と挑戦的に書いてあったことがオーダーの

決め手である。「レア限定ならばレアで食べてもおなかは

痛くならないのね」と逆に安心した。

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かなりレアです。しっとりジューシーな和牛ローストビーフみたい。 レモンのゼストが効いたフムスがたっぷり敷いてあって、美味なる組み合わせ。

 

注文時に、レストランの人に再確認された。

「レアですが、いいですね?」と。もちろん応えた「はい、レアで」。

もしここで「しっかり焼いてください」なんて野暮なこと頼んだら

なんて言われるのだろう?たぶん、やんわり断られるのだと思う。

シェフが「レアで食べてほしい豚肉」「レアでもまったく問題ない豚肉」

としてこの料理を用意してることがよくよく分かった。余計、安心した。

 

果たして、生まれて初めて食べた、真っ赤な肉汁したたる

レア豚ステーキは、しっとりやわらかい和牛のような味わいだった。

臭みゼロ、豚肉感ゼロ、恐怖ゼロ。もちろんお腹が痛くなるなんてことは

起こらなかった。

 

メインの豚レアがインパクトありすぎて、存在感が薄れてしまったが

前菜もデザートも素晴らしく美味しかった。

ペリゴールの田舎のミシュラン1星ランチです。

 

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ルクルゼのミニココット入りの「半熟とろとろ卵とジロール茸のクリームソース」。

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ポワールのソースのパンナコッタ。パンナコッタに洋梨って組み合わせ、とても素敵です。